こんなお悩みありませんか?
膝の痛みの原因として主なものに、変形性関節症があります。
膝を支える関節が変形すると、
- 膝がまっすぐ伸びず、安定しない
- 正座ができない
- 膝の裏に腫れや痛みを感じる
…などの症状があらわれます。
変形性関節症の原因
膝関節は、クッションの役割を果たす半月版となめらかな関節軟骨によって支えられています。ここで軟骨が何らかの原因ですり減ることによって関節が変形し、変形性関節症となるのです。関節や軟骨がすり減ると炎症が起こり、膝に水がたまったり痛みがあらわれたりします。症状が進行すると膝全体が水で腫れるケースもあるので、早めの治療が必要です。
膝の痛みの治療には、段階ごとのアプローチが必要
このような症状を改善するには、段階ごとの適切な対応が必要です。
- 痛みが出ている場合は、まず炎症をとる
- 硬くなった筋肉をほぐして可動域を広げ、症状改善までの基礎を作る
- 背骨・骨盤・下半身のゆがみを整え、周辺の筋肉を正しい位置に調整する
- 膝の筋肉や靭帯、関節にかかる負担を減らしていく
変形性関節症は特に炎症による痛みがあるため、痛みをとる治療を行います。痛みをとったあとは、ストレッチで可動域を広げ、曲げ伸ばしなどの動作ができるような状態にしていきます。
関節への負担を軽減するため、当院では無理のない程度で運動もおすすめしています。このように症状を改善して再発を防ぐことが、膝の痛み改善や変形性関節症の根本的治療につながります。